KIKIちゃんのジャケ写 撮影の前日
写真家のあみさかりんちゃんに誘われて
京都五条に
水渡嘉昭 写真展 『Sam』へ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
渡米中に駅にいつも居る爺さんと顔見知りになり
挨拶を交わす仲となったカメラマンの青年。
ある日、その爺さんに唐突にこう言われます。
「お前はLuckを信じるか?
好きな数字を三つ言え。」
2週間ほどしたある日、20ドルを握り締めた爺さんが
「ようやく、当ったよ。半分はお前さんのだ!」
と、10ドル差し出してきた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その後、彼はその爺さんと2年間の共同生活を
過ごすこととなる。
その時に撮り溜めた写真が今回の展示作品。
そんな映画みたいなことが実際に存在するのか!?
と疑いたくもなるが、爺さんの顔をみていると
そんなことをやりかしそうな説得力がある。
爺さん ええ顔してます◎
最近スッカリ爺さんになってしまった
うちの父にもちょっと似ている(笑)
歳をとると国境越えるのかもね♪
寝ている写真
レコードに埋もれ音楽を聴く写真
イロイロあってラストはお葬式の写真
そういや、うちの父親も写真が趣味だった。
どこへ行くのもカメラを3台ぐらい持って移動。
むしろ、それ以外の荷物は0(ゼロ)w
家の小部屋に暗室まで作って、現像までしてた。
カラーは難しいからと、出来上がるのはモノクロ写真。
同じ写真をいろんなサイズで現像したり
自慢げに差し出されるけど、家族は苦笑い。
なので、私の子供の頃のアルバムは
モノクロ写真でいっぱいだ。
なんだか昔の人みたいで嫌だった。
そんな父も最近はカメラを持ち歩かなくなった。
「ブレてばっかりであかんねん。
もう上手く写真が撮れない。」
フィルムの一眼レフを手に入れた私は
密かに父にカメラの撮り方なんかを聞いて
【カメラ女子】にでもなろうかと思ってたので、
少しショックを受けた。
父もいつのまにか爺さんになってたんだ。
父が撮ってくれた家族の写真を
いつかどこかで展示してやりたいな。
できれば、葬式写真と一緒ではなく。
P.S.水渡嘉昭 写真展 『Sam』は、
本日9/13月までの開催となり、既に終了しております。
見に行こうと思って皆様、ごめんなさい[0回]
PR